2006年06月08日

第9回沖縄情報通信産業振興に関する説明会

昨日、総務省主催の「第9回沖縄情報通信産業振興に関する説明会」に参加してきました。
当初は私と社長とで2人で参加する予定でしたが、社長は体調が良くない(風邪?)為に欠席。
私一人での参加でした。
関東沖縄IT協議会の総会には参加したことがあるのでイメージはあのようなものかと想像していたのですが、規模が大きいのでちょっと驚きでした。
建物に入ると案内の人や関係者は皆さん「かりゆしウェア」。
来場者の中にも着ている人が結構居ました。
会場は非常に広いのですが、空いている席が後ろの方しかなくてプレゼンターや司会者の顔が全然見えません。
会場の様子を写真で撮ろうと思いましたが、立ち上がる勇気が無く、会場の写真は撮れませんでした。

内容は以下の通り。

1.開会
2.主催者挨拶
  総務省情報痛心政策局長  竹田 義行
3.主催者挨拶
  沖縄県副知事  牧野 浩隆
4.来賓挨拶
  内閣府大臣官房審議官(沖縄政策担当)  和田 智明
5.沖縄県の情報通信産業振興の取り組みについて
  沖縄県観光商工部産業雇用統括監  喜納 喬
6.沖縄における情報通信関連ビジネスの展開事例
  ・株式会社フロンティア沖縄21
       代表取締役社長 饒平名 知寛
  ・ファーストライディングテクノロジー株式会社
       代表取締役副社長 上原 稲一
  ・日本アイビーエム・ビジネスサービス株式会社
       取締役副社長 辻本 隆
  ・株式会社インデックス沖縄
       代表取締役社長 栗田 智明
7.閉会


第9回沖縄情報通信産業振興に関する説明会


第9回沖縄情報通信産業振興に関する説明会



株式会社フロンティア沖縄21の説明は同じソフトウェア開発を行っていると言うこともあり、その組織形態や仕事の受注方法など、大変参考になりました。
営業及び開発の上流工程は東京で行い、詳細設計からの下流工程は沖縄で行っているようでした。
中国との生産性及び価格、性能などと比較しても、業務のノウハウ、コミュニケーション、品質などをトータルとして考えると、然程変わらないとの事。
中国との言葉の壁は思ったよりも深いものだと思いました。
Java,COBOLなどのPGの短金目安は月額50~60万円とのこと。
国や県からの
①税制優遇措置
②通信コストの低減
②人材育成の為の助成金
④支援施設整備
⑤若年層の雇用助成支援
などを上手く活用し、運営していけば十分沖縄での勝算はあると思いました。
でも以前フロンティア21の事を色々調べていたのですが、やはり「人材育成」についてはなかなか難しいようで、新卒の新人を雇用しても教育が出来ないと言う記事を見たことがあります。
やはり沖縄にはまだまだ人材育成機関が不十分であるように思います。

その後のプレゼンについては以下の通り

・ファーストライディングテクノロジー株式会社
  バックアップセンター、コールセンターなどの運営
・日本アイビーエム・ビジネスサービス株式会社
  コールセンター、営業事務支援センターなどの運営
・株式会社インデックス沖縄
  モバイルメディアセンター、モバイルコンテンツの作成、フェリカなどを活用したモバイルキーなどの開発

日本IBMなどの活動については大企業だからそこ出来る事でもある為、あまり興味を持てませんでしたが、最後のプレゼンのインデックス沖縄については、その機動力、即時性には関心しました。
インデックス沖縄は現在の社長が企画立案をしてから半年で会社を立上げ、1ヶ月目にはホスティング事業を開始、3ヶ月目にはコンタクトセンター事業開始、4ヶ月目にはコンテンツ制作、システム開発などをスタートさせていました。
モバイル関連の足の速さに脱帽です。

沖縄の利点としてはほぼ皆さん「地震が少ない」「環境が良い」と上げていました。
人間性も穏やかで、まじめな人が多いとの事。
「うちなータイム」は大丈夫なのかな~と少し思いましたが。

説明会を通して感じたことは、皆さんとても前向きであると言う事。
沖縄県自体がベンチャー企業のような気がしました。
まだ自分が知らなかった、県や国の制度が沢山あることも判ったので大変参考になりました。
話を聞きながら自分の夢が広がっていくのも実感しました。
これからまた、資料作りなどに力が入りそうです。


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Posted by kaz_emeo_okinawa at 10:15│Comments(0)仕事関連
 
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